【3社目も不採用】追い詰められたアラ還主婦がやったこと
こんにちは。いつもご訪問くださりありがとうございます。
たくさんの方に読者になっていただいたり、スターをつけていただいたり、とても励みになっております。
今日は、求職中の私が、またしても不採用の通知を受け取ったというお話をしますね。
アプリで応募、返事はお祈りメール
以前のブログ記事で、求人応募した会社(2社目)から不採用の通知メールが届いたということをお知らせしました。
詳細はこちら▼
そして、ワクチンの副反応が収まるとともに、また採用されなかったというショックからもほぼ立ち直ることができました。
なぜならその日のうちに、気になっていた別の求人にスマホで応募できたからです。
それは、今までとは違った方向の「農作業系」の求人。
少し前にフリーペーパーの求人情報誌でも見て、選択肢の一つにしていました。
「未経験OK、主婦さん大歓迎」とあり、時間の融通がきく働き方ができる点が魅力的でした。
「1日4時間〜、週4日〜」という条件も希望通り。
まだ募集しているかをスマホで確認していると「掲載期間終了まであと2日」という表示が。
気が焦り、詳細を見ているうちに思わず「最短1分で応募できる」ボタンを押してしまっていました。
入力事項は、氏名、生年月日、年齢、性別、メールアドレス、電話番号。
「履歴書不要、人柄重視の採用です」とも記載があって、なんて楽な応募なんだろうと思いました。
簡単すぎてホントに応募できたのかなと心配していたら、すぐ会社から「追ってこちらより連絡致します」というメールが届いてとりあえず安堵。
そして、待つこと3日、応募した会社から静かに「お祈りメール」が届いたのでした。🥺
私はシニアだと再認識しなくては
不採用は「社内で検討した結果」とありましたが、会社に送信したのは基本的な情報のみ。
「生年月日、年齢、性別」が条件に合わなかったのでしょう。
「人柄重視」と言っても、面接にも至らなかったので意味がありませんでしたね。
応募条件に「年齢」のことは載っていなかったので、年齢不問と思っていました。
ところが再度求人情報を読み返していて「ミドル活躍中」という小さなアイコンに気づきました。
応募時にちらっと見てはいたはず、でもスマホでは小さすぎたので、ちゃんと確認したのか自信がありません…。
下の図のようなイメージです。
私は「ミドル活躍中」の意味を「中高年活躍中」と同様に捉えていたのですが、改めてその言葉の意味を調べてびっくりしました。😱
ミドル=35歳〜54歳
シニア=55歳〜
という定義がどうやら一般的のようです。
「現在57歳の私はシニアですか?」
はい、そうです。
つまり「中高年(ミドルシニア)」と一括りに言っても、55歳からは「高年(シニア)」であって「中年(ミドル)」ではないということです。
とんでもなく大きな勘違いをしていました。
「中高年」と言われてなんとなく自分を「中年」寄りに思っていたなんて。
「55歳からシニア?えっ?60歳からが、シニアだと思っていたんだけど…」
この点も間違っていました。
60歳からはシルバーなのですね。
確かに地元のシルバー人材センターのホームページを見てみると「60歳から登録可能」とありました。
自己認識が自分に都合よくゆがめられていました。
求人においては規制があってあまり年齢制限について記載できないようですね。
そこで私のようなお調子者は対象年齢範囲の見極めがつかず、つい勘違いしてしまい無駄足を踏んでしまいます。
自分の認識が間違っていましたね。
求人する側も小さなアイコンでそれとなく匂わすよりも「55歳を超えたら無理」ということをはっきり示してくれていたらよかったのになどとも思いました。
自分のミスを棚に上げて言うのも何ですが「求人情報の行間を読む」なんて、国語の読解問題ではないのですから…。
次回探す時からは「シニア応援」という条件を必ず含めるようにします。
再起して次の求人へ電話してみたら
3度も連続して落とされたダメージは大きく、パソコンを開いてハローワークの求人を見てももはや別の世界の求人のように思われました。
このまま再就職を諦めてしまおうかなと思ったその時、「いやいや、以前候補に挙げていた求人がまだ残っているかどうか、最後に確かめてからにしよう。」と思い直しました。
幸い会社のホームページにはその求人情報がまだ記載されていました。
私がすぐにそちらの会社へ応募しなかったのは「未経験」の販売業務だったからです。
どうせ駄目だろうけれど、諦める前に「57歳でしかも販売未経験でも」応募可能かどうかだけでも聞いてみよう。
そう思って祈るように電話をかけました。
担当の方は物腰柔らかで「年齢については65歳が定年のため、応募はできます」とおっしゃいました。
「レジ業務が未経験ということですが、機械類例えばパソコンとかが苦手などありますか」と聞かれたため、パソコンは普通程度には使えるとお返事しました。
「では、応募されるということで進めさせていただいてよろしいですね?」
予想外の展開です。
前回、前々回とも面接までは至らなかったのですが、今回はともかく面接日時が決まって、履歴書は面接時に持参となりました。
まとめ
3回も再就職に失敗して、つくづく自分は学習できていないと痛感しました。
昔の人は私のそんな振る舞いを見て「悪あがき」とか「身の程を弁えない」とか言ったかもしれませんね。
「アラ還」というぼかし表現を使っている自分こそ、自身を甘く見積もっていたのでした。
すみませんが、ブログのタイトルに関してはこのままでいかせていただきます。😅
超高齢化時代において年齢を区分する名称はもっと必要になるのかなとも多います。
高齢者の区分も「前期高齢者」と「後期高齢者」だけでは足りないでしょうね。
例えば「中期高齢者」等、出てきたりして。
電話を終え買い物に出たところ、道中に突然、鷺が登場!
鷺は「神の御使い」と言われ、縁起が良い鳥だそうですね。
4回目のチャレンジは、果たしてどうなるでしょうか…。
最後までお読みくださりありがとうございました。
夫に料理をしてもらうコツ(アラ還夫の場合)
おはようございます。アラ還主婦の湖本雅羅です。
私のアラ還夫は現在会社員ですが、休日はいつも料理をしてくれます。
今日はなぜ夫が料理をしてくれるようになったのかについてお話ししますね。
アラ還世代の主婦がお友達同士集まってランチしたとします。
たいてい「夫が〇〇してくれないの〜」といった話題が出てきますよね。
そんな時「実は…うちの夫は週末に食事を作ってくれるんだけど」と言うと決まって羨望の目で見られます。
でも結婚当初からそうだったわけではありません。
それどころか、独身の頃から自炊の経験など皆無という状態でした。
段階を経て、今このような形に落ち着いているのです。
こんな夫婦です
私たちは同級生カップルですが、食や家事に関してはかなりタイプが違います。
夫はこんなタイプ
- 食べることが好きでお酒大好き
- 美味しいものに興味があって、グルメ番組も大好き
- 得意な家事はアイロンがけ
- 苦手な家事は掃除片付けで全くしない
- もともと家事には興味はなかった
- スーパーでの買い物が大好き
私はこんなタイプ
- 美味しいものを食べるより安全なものを食べたいタイプ
- グルメ番組は見ない
- 料理は義務と思っていて、あまり手をかけたくない
- 掃除や片付けは苦にならない、むしろ好き
- 買い物は本当はネットスーパーで済ませたい
家事は主婦である自分がするものと思っていましたし、周囲の奥様も同じでした。
正直、全部自分が背負い込んでいる時期はきついこともありました。
ですが、意外なところで夫の助けが得られるようになったのです。
夫が包丁を握ったきっかけ
きっかけは、私がパートに出るようになった30代半ば頃のこと。
ある食材宅配サービスを利用し始めたのでした。
子供たちがまだ小学生だった当時、帰宅後少しでも早く夕食が作ってあげられるようにと思ったためです。
ミールキットが届いて、同梱のレシピ通りに手順を踏めば、はい一品出来上がりとなります。
ある時、たまたま早く帰宅できた夫が、そのレシピを見て「包丁で切ることさえクリアできれば簡単なんじゃないか?」と思ったらしく「ちょっとやってみようか」とぼそり。
慣れない包丁使いが心配だったものの、目の回る忙しさだったから「ホント?やってくれるの?じゃあお願いね!」と私。
実際作ってみると夫は「プラモデルを作るのと同じことなんだ!」と感じたようでした。
それからというもの夫が時々キッチンに立つようになったのです。
しばらくの間は「拍子切りってどうやるの?」「片栗粉はどこにある?」「計量スプーンは?」などと、質問責めでした。
ここで絶対にイラッとしてはいけないと思った私は、その都度自分の手を止めて教えてあげました。
その後、レシピを検索できる「クックパッド」に出合った夫は自由に作る楽しさを覚え、めきめきと料理の腕を上げていきました。
夫はもともと食べることに興味があるので、例えばエスニック風に調味料をチョイ足ししたりなど、私がまずしないようなひねりを加えることも多く、研究心旺盛で驚かされました。
子供も美味しいと言ってくれるし、妻も大助かり。
動機付けとしては十分でしたね。
「趣味」であって「家事」ではない
夫の現在の料理スタイルは、好きなお酒をちびちび飲みながら、テレビを流しながらの「ながらスタイル」で本人曰く「至福の時間」だそうです。
ここで、注意していただきたいのは、料理をすると言っても3食全て作るわけではなく、その時々の気分で作りたいものを作る、できた時点で私とバトンタッチ、配膳から片付けまでは私という暗黙のルールがあることです。
夫にとって料理はあくまで「趣味」であって「家事」ではないのです。「家事」とみなした途端に義務感が出てきて楽しくなくなるからです。
私が気をつけていること
今の楽しい気分のまま料理をしてもらえるように、私が気をつけていることがいくつかあります。
準備段階で
- 自分のキッチンスタジオとして自由に料理してもらうために、キッチンをできるだけ綺麗に片付けておき、すぐに料理に取りかかれるようにしておく
- 男性用のエプロンも用意する
食事の場面で
- 美味しいときは何度も美味しいと言う
- 美味しくない時はお礼を言って、味については何も言わない
- ただし、あまりに味が濃い時は言う
- 野菜が少ないなど栄養バランスが悪くても他の日に補えば良いと割り切る
片付けの段階で
- 片付けたという基準がお互い異なっているので、基本片付けは全部私がする
- 油が飛び散ったり汚れたりしていても何も言わない
- 度を越して片付けが大変な時に限って、聞こえるようにため息をつく
夫が料理をするようになって感じたこと
「作る人」から「食べる人」になって、逆の立場の気持ちを味わいました。
「食べる人」も楽ではないのです。
自分がその時食べたくないものも、作ってくれた人の気持ちを尊重して、喜んだふりをして食べないといけません。
残したら機嫌が悪くなるから「美味しい、美味しい」と言っていただきます。
きっと、夫も私の料理を我慢して食べてくれていたことがあるんだろうなと思いました。
失敗した料理も「大丈夫、食べられるよ!」と言ってペロリ平らげてくれたこともあります。
もっと前の世代の男性だったら「こんなもの食えるか!」とちゃぶ台返しをしたのでしょうが(笑)。
自分が食べたいものを作って食べると言うのは精神の健康にも良い。
だから一般的に料理をすることの多い女性の方が、ストレスが少なく長生きするのだという話を聞いたことがあります。
真偽の程は不明ですが、合っているような気がします。
お互いのしたくない家事を補い合ってうまくいっている今の生活を当たり前と思わないように、感謝の気持ちを言葉で伝えようと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
知らなきゃ良かった?知って良かった?情報過多の日々に思うこと
皆さん、おはようございます。
今日は、先に情報を知っているかいないかで違いが出たというエピソードから始めます。
知らなきゃ幸せだったかも
知らぬ間のポイント失効
あるオンラインショップで3000円分のポイントを使わないまま失効させてしまったことがあります。
いつもはよく利用するのに、たまたま欲しいものがなかったり、買い物自粛モードになってしまっていたりでわずかに日にちが過ぎてしまっていたのです。
「あっ、そういえば何かポイントあったよね〜」と久しぶりにそのショップのホームページに訪れた時には、ポイントがすべて消滅していました。
…しばらく立ち直れませんでした。
もう二度とそこで買うものかと思ったりもしたのですが、ショップからは一応は「現在のポイント数のお知らせ」メールは来ていました。
つまりは、忙しさにかまけてきちんとポイントの期限を確認できていなかったということですね。
知らないままで一年くらい過ぎていれば諦めもついたでしょうが。
ショックからの立ち直り方
必要なものは買わないといけないので、悔しい気持ちはあってもそのショップの品物が良いと思えば、これからも買います。
3000円分は失ったかもしれないけれど、3000円分のポイントを使うためにそれ以上のお金を出して必要のない物を買っていたかもしれないから、実質的な手元のお金が減ったわけではありません。
済んだことは忘れて(なかなか忘れられるものではありませんが)次からは気をつけよう!と気持ちを切り替えます。
二重の買い物エピソード
書店で見つけていそいそと買って帰った本が、その当時契約していたAmazon の読み放題サービスKindle Unlimited の対象本であったことに、たまたま気づいてしまいました。
Kindle Unlimitedで読めたから、わざわざ買う必要はなかったのに…とがっかり。
ざっと読んでみて、買うほどでもない内容だったことに気づき、二度がっかり。
「1400円を無駄にしたな」と落ち込みました。
ショックからの立ち直り方と今後の対策
Kindle Unlimited サービスは、やめたり再入会したりを繰り返しています。
その時たまたま入っていただけのことです。
本を購入したので、また価値を再認識して必要になれば読み返せるし、古本屋さんに売ることもできると、思い直しました。
本当は書店で「こういう本に出合いたかったのよ〜♪」と思ったら即買って帰るのが喜びなんだけど、そのはやる気持ちは一旦家に持ち帰るようにします。
そして利用中のサービスがあれば、そこにその本が含まれていないか確認した後に、改めて購入を検討します。
知って助かったこと
「4月18日に配信だから、Netflixに再入会して観なきゃね!」
そう思っていた海外ドラマ「ベター・コール・ソウル」のシーズン6。
「シーズン2以降は米国とほとんど同じタイミングで配信されてきているため、今回も同様ではないか…」
そのようなネットのニュースをどこかでチラリと見て「よっしゃー!やっと最終シーズンが見られる〜」と小躍りしたのは今年に入ってからのことでした。
その時はHulu の契約中でしたので、まずはこちらを解約して、適切な時期に Netflix の方に再入会しようとカレンダーにメモ書きを。
もちろん、それこそHulu も Netflix もどちらも契約を続けられれば最高なんでしょう。
両方のサービスをいつでも観られる状態は「ここかと思えばまたまたあちら♪」と幸せ過ぎますが、そうなった場合、海外ドラマの沼にどっぷりハマってしまい抜け出せなくなってしまうことは火を見るより明らかです。
経済的にも、動画配信サービスの契約はどちらか一択であって両方同時契約はありえません。
先にHuluを退会しました。
そして、今日のこと。
「さてさて、4月になったし、いよいよその時期かな〜」とNetflix の方にログインして、[サービスを再開する]ボタンを押そうとする直前に、ふと気が散りました。
「あっ、そういえば、他にどんな作品があるのかチェックしてなかったわよー」と。
そしてあれこれ調べているうちに、当然配信予定作品にあるはずの「ベター・コール・ソウル」が出てこないということに気づいてしまいました。
「あれ?予定が変わったのかなー」そこで改めてググってみたら、4月18日の配信は米国でのことで「日本での配信日は未定」とありました。
いやー、危ない危ない。
再入会した直後に、がっかりするところでした。
どちらのサービスも大好きなので、もし配信がないことに気づかずに再入会していたら、それはそれで面白い海外ドラマを見つけて夢中になっていたと思います。
ですが当初の計画が大きく崩れたことにもなります。
情報は刻々と変化します。
最新の情報を、サービス再開の申し込み直前に知ることができて助かりました。
巷の情報とどう付き合うか(アラ還主婦編)
現代は、情報社会などではなくもはや情報過多社会ですよね。
年々新しいことを覚えることが億劫になってくるアラ還主婦にとっては、まことに厳しい社会です。
毎日チェックしないといけないことが、多すぎます。
もし仮に情報を持ってる人より自分が損をしていたとしても、その情報を知らなければ不幸に思うことはないのではないでしょうか。
ですが、何かのはずみに自分が情報を持っている人に比べて損をしていたのだということを知ってしまうと落胆してしまうという構造です。
では情報を持っている人になればいいだけのことではないの?と言いたくなりますよね。
そうは言っても、情報を持っている人になるためには、日々の相当な情報収集能力と時間が欠かせません。
それを自分が完璧にできるのかどうか。
答えはNOです。
自分なりの対策としては、細々とした金額の多寡にはもう目をつぶってしまうということでしょうか。
日常の買い物等のちょっとした割引とかお得なポイントなどは、できる範囲で活用するけれど、そこまで気にしなくて良いと割り切る。
「お得」につられてついいらないものまで買ってしまうとかえって損だからです。
そのような少額なお得情報をすべて網羅するのは時間がとられるし、疲れてしまうし、自分には無理です。
一方で、金額の単位の大きなものとか制度的に知っておかないといけないものなどについては、必ず押さえておくようにする。
今の時点でできることは、あまり細々とした情報まで入れてしまわないように、情報の海に溺れないように、自分基準のフィルターをしっかり働かせることですね。
情報弱者にならない程度に。
大仰な結論を持ってきましたが、動画配信サービスを利用していない今、物足りなさが募ってきています。
ほどなくしてまた Hulu に戻ってしまうかも。
意志の弱い私は我慢し続ける自信がありません…。
最後までお読みくださりありがとうございました。
「親を悪者にすればよい」娘との電話でふと口をついて出た言葉
久しぶりの娘との会話
たまの休みの娘とLINEのビデオ通話で話しました。
娘は離れた都会でバリバリ忙しく働いています。
一緒に暮らしたのは、娘が大学3年生の時まででした。
今振り返ると、子どもと共に過ごした期間というのは人生の黄金期だったのかなと思います。
娘と話をすると、否が応でも価値観の違いを感じてしまいます。
そして、親としてはどうしてもゆずれない点が出てくるわけです。
娘は「それは昭和の考え方で、今は全然違うから!」と切り捨てます。
昭和世代の親の中でもガッチガチの石頭だそうです。
娘は、娘の考え方で暮らしていて「それで大丈夫」と言いますが、私からすると周囲に忖度しすぎているような気がします。
言えば言うほど「そうではない」と返されますが、そこは母親の自分にしか言えないこと「いくら煙たがられても伝えておきたい」と、つい口やかましく言ってしまいました。
思わず口をついて出た言葉
話の流れで「じゃあどうすればいいの?」と聞かれた時、思わず口をついて出た言葉に自分でも驚きました。
「全部親のせいにすればいいのよ。
言いにくいことでも言っとかないといけないことがあるでしょ。
断りにくいけど言わなきゃいけないこととか。言うと角が立つけどここはどうしても言わないとっていう時。
きっとこれから先、そんな時があるはず。
言うと自分の立場が危うくなる、でも言わないといけないというような場合、親のせいにして済むものなら、全部親のせいにしてしまえばいいから。」
この言葉はかつて私自身が父からもらった言葉だったのです。
祖母から父、父から私へ
急に、何年も前に父に言われた時のことを思い出しました。
「面倒なことや言いにくいことは、すべて親のせいにすればいい。」
かくいう父も父の母(つまり私の祖母)にそう言われてきたそうです。
父は幼い頃に父親(つまり私の祖父)を亡くし、母子家庭で貧しく苦労して育ちました。
人生の難所に立ち、面倒なことを断らないといけない時、「親のせいにすればいい」という自分の母の言葉が支えになったのかもしれません。
私も同じです。
父からそのように言われて、絶対的な安心感を抱きました。
そして何度かその言葉を思い出しては「親のせい」にしました。
例えば、自宅の土地の境界に問題があったときのことでした。
近隣の方々とは長いお付き合いをするわけですので、決して強硬な態度は取れません。
とはいえ権利の絡む問題ですから、言うべきことは言わないといけません。
「親がうるさいから」「親が気にしているから」といった言葉で、角を立てず穏やかに話を進められました。
より身近な例で言うと、仕事が忙しくて休めない、でもどうしても休まないといけない事態になった時に「親戚の葬儀」を理由にするようなものです。
私が「父のせい」にした結果、父のことを横暴だとか勝手だとかいう印象を持ってる人もいると思います。
でも父は全く平気です。
できることは少ないから
娘は意外なことを言われて戸惑っているような反応でした。
ですが、私は母親ですので人から今更どう思われようが平気です。
もし子どもが自分の意見をうまく伝えられなくて苦しんでいるとしたら、親はいつでも味方なので親のせいにしてください。
私が亡くなってからも同じです。
「親が生前こう言ってたから〇〇したいんだけど…」「亡くなった親の希望なので〇〇しないと困るんです」等。
そうすることで自分の立場を守りつつも相手を傷つけずに済みます。
親を悪者にして解決するものなら、どうぞ悪者にしてください。
子どもの思いが通れば、親も本望です。
巣立った子どもに親がしてやれることなんてそんなにないでしょう。
いつかどこかでのっぴきならないような事態になった時、親のせいにしてその場が収まるのであれば、どんどん自分を引っ張り出してほしい。
「ひどい親だなあ、仕方ないなあ」「変わった母親を持って大変だね」
私がどう思われようが、この先の人生をうまく渡っていってほしい。
そんな気持ちです。
娘にそのように伝わったかどうかはわかりません。
その後、違う話題に移って電話は終了。
外に出ると公園の桜が満開でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【またもや不採用】ワクチン副反応が続く中のダブルパンチ
やっぱり出たよ 副反応
ワクチン3回目接種後の副反応が出ました。
接種した左腕は、痛くて重くて上げられないくらい。
昼前から熱も出てきました。
最高で37度8分。
もう無理っ!とフラフラしながら寝室へ。
布団になだれ込みました。
少し寝た後、脇に置いてあるスマホをみると、メールが届いていました。
そうです。
それは先日応募した求人の採用担当者からでした。
湖本 雅羅 様
この度は、ハローワークより、〇〇の求人にご応募いただき、誠にありがとうございました。
送付頂きました応募書類をもとに選考を進めさせていただきましたが、残念ながらご希望に沿えない結果となりました。
ご期待に沿えず大変恐縮ではございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
末筆ではございますが、今後の湖本様のご健勝をお祈り申し上げます。
朦朧とした頭でようやく理解したのは「お祈り」されているということ。
あーあ、また不採用だったよ〜。
脱力して再び眠りに落ちました。
2度目の不採用通知を受けて
眠ると言っても苦しくて、横になって休んでいるだけです。
ぐるぐるとネガティブな感情が頭を駆けめぐりました。
そして、自分なりになぜ、駄目だったのかを考えてみました。
落とされた理由 その1(年齢)
やっぱり年齢は大きな要因だと思います。
求人の年齢条件は「65歳が定年のため64歳まで」というような記述ではありましたが…。
仕事内容は、シニア層が多いお客様相手に学びのサポートをするものだったので、いけるのではと都合良く解釈していました。
ですが、私もシニア寄りだったのです。
自分は50代の気分でしたが、採用する側は「還暦間近の人」と感じたのでしょう。
もっと若い人に来てもらって長く働いてほしい、それは当然ですよね。
落とされた理由 その2(転職回数の多さ)
超転勤族だったため、履歴書の職歴欄がいっぱいでした。
詳しくはこちら▼
そんな黒々とした履歴書を目にして、ウッと引かれたのでしょう。
こんなに仕事を転々としている人って一体…?
またすぐに辞められたら困るしなあ、そう受け取られたのかもしれません。
こんな時でもポジティブ思考に
頭痛と発熱で最悪の体調に加えての不採用メールで、気持ちは沈むばかり。
でもそんな時でも何とかポジティブ思考に切り替えられないものか…。
いくつか浮かんできたのが以下の考えです。
- 最悪✖️最悪の状況なんて、ブログのネタにピッタリじゃないの!ラッキー!
- どうせ落とされるのなら、面接に進む前の段階でよかったー。
- お客様相手の仕事だったから、予想以上にきつかったはずよ。
- もっといい仕事にめぐりあえるための不採用だったと後になって思うはず。
- お金は増えないけど、自由な時間が確保されてる!
- 私個人で見るのではなく、家族全体で捉えると、みんな元気でまあまあうまくやってるんだから何も心配はいらないよ。
- 夫や子どもたちが苦しむのは耐えられないけど、そうではないのだし、今回のことは自分のちょっとした問題だから、また自分が前に進めばいいだけ!
そうこうしているうちに、熱も36度台まで下がってきて、今日はできないな〜と諦めていたブログの投稿までできてしまいましたとさ。😆
最後までお読みいただきありがとうございました。
ワクチン3回目接種をしてきました
今日、近くの病院に新型コロナウイルスワクチンの予防接種3回目に行ってきました。
自治体から接種券が届いたのが3月初めで、届いた翌日にインターネットで申し込みをしたのです。
タイムロスがあったため、既に日程が近いところは予約枠がかなり埋まっていて、かろうじて取れたのが本日30日だったというわけです。
申し込み時の思惑
申し込み時には、とにかく3月末までに済ませたいと思っていました。
ひょっとしたら4月1日から仕事が始まるかもしれない、そう思ったからです。
4月1日ちょうどからの勤務でなくても何かの仕事は決まっているんじゃないかな〜と軽く考えていました。
あらかじめの準備
昨夏、2回目を接種した時の翌日にバッチリ副反応として頭痛と発熱がありました。
そのため、今朝「明日はお弁当を作りません」宣言を夫にしました。
「夕食も状況に応じて買って帰ってもらうかも」ということも。
そして、予診票を記入して、予防接種済証と合わせてバッグに入れて…。
出発直前にハッと気づきました。
「肩を出しやすい服装でお越しください」とある注意書きを読んだつもりで失念していたのです。
二の腕の肉付きが立派すぎて、今着ている服の袖がまくれません。
大急ぎで、Tシャツと伸び切ったカーディガンに着替え、上着を着て出かけました。
思い起こすに、1回目と2回目の接種は真夏だったからその点、全然困らなかったのでした。
それはそれは慌てましたよ…。
危うく、アラ還にして肩をはだける事態になるところでした。(笑)
接種会場で感じたこと
春休みのせいか、意外にも若い人がちらほら見られました。
とは言ってもやはり気になるのは、一人で杖をついて来られるお年寄り、車椅子を娘さんに押してもらって来られるお年寄り。
特に、耳が遠くて受付でも問診でもうまく話が通じないお年寄りには心配になりました。
スタッフの方々の対応が親切だったのが救いです。
私も聴力に衰えを感じるので、全く他人事ではありませんでした。
高齢者でも簡単に使えて、耳が遠くてもスムーズに会話できるツールが開発されないかな、と思いました。
今でも音声入力で文字を読めば理解の助けになるけど、スマホの文字は老眼には厳しすぎますからね。
本当に超高齢化社会の縮図を見るようでした。
そして、テキパキ働いていらっしゃるスタッフの方々を見ながら「すみません、何もしてなくて。世間様に申し訳ないです…」と昭和生まれの私は心の中で謝ってしまいました。
1回目と2回目の接種は、当時勤めていた会社の関係で受けたため、何度も同僚の方たちと情報交換し合ったなぁと、懐かしく思い出されました。
そのせいもあるでしょう。
まだ、書類選考の結果を待つ日々は続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「やめやめ」体質の私がなぜか継続できている3つのこと
今日は、何事も飽きっぽくなかなか続かない私が「なぜか続けられている3つのこと」について、そして「なぜ継続できているのか」をお話しします。
5行日記を書くこと
日記を書くことを続けています。
今から6年前、下の子供が春から就職するという年の初めに書き始めました。
夫婦二人の生活のスタートで思うところがあったのでしょう。
デザインや中身など吟味して、1日5行というスタイルのこちらの日記(黒い方)を購入しました。
現在は、2冊目(赤い方)となり、後で読み返せないくらいに乱雑な字で書き散らしています。
最近はその日歩いた歩数をまず記入して、その日の出来事を書き連ねる感じです。
日記を継続できている理由
-
毎日書かなくてもOKとしているから。
矛盾しているようですが、書けない時は無理して書きません。
忙しすぎたり、心身が疲弊していたりする時は、スルーして寝ます。
あまりに大変だった時期は空欄が何ページにも渡りました。
翌年にその空欄のページに来ると「書けないような時期を乗り切ったんだな〜」と、一年経って何か書くことができる有り難さを感じられます。
- 一番リラックスしている時にすぐ書ける状態にしているから。
就寝前に通る文机の上にすぐ書ける状態で置いています。
毎日の運勢が載った占いの本とセットにしています。
日記を書いたら、明日の運勢を読んで寝るという流れです。 - やめるのがもったいないから。
2冊目に突入するともうここまで続けたので、やめるのがもったいなくなってきます。
◯年前の同じ日に何をしていたのか、さかのぼって振り返るのが楽しいです。
年々忘れっぽくなってきたため、記録しておかないと思い出せなくなるのではという危機感も出てきました。
朝のラジオ体操
6時30分に始まる朝のラジオ体操10分ですが、継続して半年になります。
夫の出勤後、テレビを消しラジオに切り替えるとさっそく爽やかな呼び声がー。
そしてお馴染みのラジオ体操の歌が始まります。
ラジオ体操を継続できている理由
- ラジオ体操の歌の間に、エプロンを外したりなど、体操する準備ができるから。
あの番組は実にうまくできていて、実際の体操に入るまで歌があったり、軽い準備体操があります。
バタバタしていて第一の体操に間に合わなくても、第二もあるから、途中からでもまあやったよね、という気になれます。 - 簡単だから。
何も考えなくてもできて、体もよくほぐれるので、朝から気持ちがいいです。
ほんの10分というのが、忙しい朝にピッタリですね。
入浴前のスクワット
入浴前にスクワットを50回するというのを、半年続けています。
本当は、他の筋トレもすれば良いのでしょうが、これが現在の妥協点です。
ニュースとか音楽とかを聴きながら行いますが、回数を数え間違えると多めに行うのがマイルールです。
スクワットを継続できている理由
- 体重を測る前だから。
スクワットをして、体重を測り、お風呂に入るというルーティンです。
「今日あんまり運動してないから、せめてここでスクワットしておかないと…」と思うとやらないわけにはいかなくなります。
この程度では、残念ながら太りは解消できていませんが(涙)これ以上の太りを止める効果はあると思います。 - お風呂に入る前だから。
これさえ終わらせれば、大好きなお風呂に入れると思うと「しかたない、スクワットしようかな〜」となります。
継続のコツとは
以上の3点をみてみると、無理なく継続するためには、あまり考えなくても自然に体が動くようなルーティンを作ることが大切かな…と思います。
そして、自分の性格からすると、あまり難度を上げず、ゆるい感じで続けられる仕組みが一番合っているような気がします。
この先再就職するとなると、また時間の使い方も変える必要が出てきますが、せっかく継続できていることはそのまま継続したいですね。
果たしてこのブログは継続できるのか?!
今の一番の課題です。
最後までお読みいただきありがとうございました。