アラ還主婦のやめやめ日記

毎日辞めたり始めたりしてもがく様子を綴ります。

ソックスの裏表を直すのやめました

 

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今までの収納

五本指ソックスの裏返し

洗濯物をたたむ時の話です。細かい話ですみません。

 

ランニングが趣味の夫は五本指ソックスを愛用しています。

職場の昼休み時間に走り、毎日持って帰って洗うのですが、洗濯物はたいてい脱いだまま裏返っています。

その状態で洗い、乾燥が終わった洗濯物を引っ張り出して畳んだりハンガーにかけたりします。

 

私はズボラなくせにどうも杓子定規なところがあって、洗濯物はきちんと畳んで収納したいタイプです。

夫の五本指ソックスも表に返して五本の指も一本一本引っ張り出して左右セットで重ねて二つ折り、収納を繰り返していました。

この作業自体時間にすれば数分かもしれません。

ただある時、つくづくこの引っ張り出し作業がいやになったのです。

貴重な時間をこんなことに使ってていいのか…と考えてしまいました。

五本指ソックスって履く時にも結構苦労するんですよね。

夫のソックスはサポート力の強いタイプなのでなおさらです。

履く人は履きやすいように調整しながら履くので、その時ソックスが表であろうが裏であろうが、指が全部出ていようがなかろうがあんまり不都合はないのでは?

洗濯物は全部をきちんとたたまないといけないと言う自分のこだわりを捨てれば楽になるのではないか?

そう思ってやり方を変えました。

色違いのソックスを購入してただ放り込む

乾いていればもうそのままの姿でソックスBOXに入れます。

それぞれ色を変えているので同じ色のソックスを二つパッと取ればいいことになります。

黒赤のソックスだけ3足あるので、これは右と左をセットにくるっと足首ゴム部分をひっくり返してとめておきます。

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放り込み収納にしたらこんなふうになりました
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今までの収納(左)と放り込み収納(右)


夫には「ソックスの指までひとつひとつひっくり返すのが時間がかかるのでそのままにしたよ」と伝えました。

性格のおおらかな夫は「了解!」と言っただけで特に文句もありませんでした。

夫のこだわりのなさに助けられています。(ありがとう(^-^))

 

私は子供の頃から衣服を脱いだら表に返すのが習慣でしたが、夫はそうではありませんでした。

結婚当初はそんな夫にイラッとしたこともありましたが、今ではどっちだっていいことです。

普通に洗えているのであれば。(笑)

 

洗濯物をたたむのは昔から必ず私です。

全てを自分流にきちんとたたみたいのです。

自分がしたいからしていて、たたみ終えた時の小さな達成感が嬉しいのです。

だから自分流を修正するのも自分でした。

 

どっちでもいいことには力を抜く

人生の残り時間を考えたら、家の中のことなどはしたいようにする、負担になることはやめるぐらいのゆるいやり方に変えていったらいいんじゃないかな〜。​​

日常のルーティンの中に何か嫌々していることがあったら​​、それがどうにかできないか考えてみませんか​​​​​?

年をとるにつれ、いろいろなことが面倒になっていくのですから。

生きていくのに絶対必要なことと別にどっちでもいいことを見極めていきたいですよね。

 

頑固な親は自分そのものだった

親たちを見てみると昔からのやり方をなかなか変えようとしません。

「こうした方が絶対いいのに」とつい口を挟んでも、「いや今までこうだったから絶対このままの方がやりやすい」というふうに100パーセント切り返されます。

本人が良ければそれで良いのでしょうが、子供の立場からすれば言わずにはいられません。

親を訪問するたびにこの繰り返しです。

 

ところが、このことは自分を親の立場に置き換えても同じです。

私には離れて住んでいる娘と息子がおり、電話で話す時「こうした方がいい!なんでこうしないの!!」と言われることがあります。

私からすれば、人生経験が浅い子供からいろいろ言われるのがちょっと癪にさわったり、的外れに思えたり。

だから「自分はこれでいいのだ」という気持ちがまず先に立ちます。

 

ある日のこと、子供から「お母さんがちっとも言うことを聞いてくれない、がっかりする​​」と言われてハッと気がつきました。

「老いては子に従え」とよく言いますが、自分はもう「老いた側」なのだということに!!

 

子供たちは今をまさに生きています。

私はといえば半世紀にもわたる過去を重〜く引きずりながら、なんとか世の流れに置き去りにされないようについていっている状態です。

 

もちろん「いやいや、自分はまだまだ若い、これからだ」という気持ちは大切です。

でも、だからこそ柔軟に若い人の意見を尊重して取り入れ、自分をちょっぴり変えてみること、アドバイスに従う素直さが求められると思います。

 

仕事を辞めてずっと家にいる私を心配して、ブログを書くことを勧めてくれた子供に感謝。

 

そして大切な時間を割いてこの拙い文を文章を読んでくださっている皆様ありがとうございます。