アラ還主婦のやめやめ日記

毎日辞めたり始めたりしてもがく様子を綴ります。

天職だと思っていた仕事を辞めました

 

前から辞めたかった

2年ほど働いていた会社を辞めました。昨年の秋のことです。 直接の理由は親の介護です。高齢の父が不調となり手術も必要かもという事態が起きたのです。

 

実は前から辞めたいと思っていたんですよね。 とにかく繁忙期は夜9時までの残業は当たり前。 子育て世代の他のパートさんには無理は言えないし、残業できる人は極々限られていたのです。残業は「はい、できます」といって入社したもののそこまで残業を求められるとは思っていなかったので蓋を開けてびっくりでした。

 

仕事始めるとすぐ熱中して働きすぎる

フルタイムのパートでしたが、労働時間で言えば正社員と同じかそれ以上に働いていました。

 

毎日毎日渋滞する道路を往復で2時間以上かけて自動車通勤していました。長時間の車通勤ではヒヤッとする危険な瞬間がよくあります。私はそこまで運転が好きではないので苦痛でした。 

 

朝の通勤渋滞を避けるためいちおう対策もしたのです。 

 

早朝に出発してラクラク会社の駐車場に到着

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車を停めて徒歩で近くの喫茶店でモーニング&散歩

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余裕で出社😄

 

これは絶対に遅刻しない方法だったのですが、睡眠時間を削る、モーニング代がかかるというデメリットがありました。

 

他部署の同年代の方にその話をすると「主婦がまあそんな朝6時から家を空けて…!(◎_◎;)」と驚かれました。

確かにそうだけれど、他に渋滞を避ける方法はないし、好きな職種だったので頑張ろうと思っていました。

 

体は正直、頭は嘘つき

なぜこの部署だけ辞める人が後を絶たず人手不足なのか…。かなりの方が上司との関係がうまくいかなかったことが原因で辞められたようだと先輩から聞きました。

 

そうは聞いても自分はメンタル強め、大丈夫と思っていたのが、大丈夫ではありませんでした。

 

最低賃金で正社員以上の残業なんて、冷静に考えれば割に合わないよ、何をそこまで頑張ってるの、単なるパートなのにというもう一人の自分の声を抑えつつ日々のローテーションに絡め取られていました。

 

細部まで神経を使うデスクワークでさらに上司*1の気分変動が激しいという、常にビクビクする毎日。

もちろん子供でもないのですから褒めたり認めたりしてもらわなくても良いのですが、冷たい対応をされると内心では悲しいし、思いもしない厳しい指摘を受けるともちろん意見など言えないし。ランチ時に同僚とお互いを慰め合うことで乗り越えていました。

 

体に不調が出始めたのはその頃。胃痛に加え、膀胱炎、円形脱毛です。

 

辞めたらこうなった

幸運にも父の体調は回復しました。といっても高齢の親が父を含めて3人もいるので油断はなりません。

 

私自身は脱毛以外の不調は治りました。慢性的な手の痛みや首肩の痛みも良くなりました。前から取り組みたかった一日一万歩歩くことも、時々はできるようになりました。

 

けれどストレスがなさすぎて、考えなくてもいいようなことまで心配して鬱々とすることも増えています。

本当に人間って面倒なものですね〜。適度なストレスは必要なのでしょう。

 

今は面接試験の結果待ち

親の健康問題が一段落して今は、ある仕事への応募の結果待ちです。

 

そしてこの結果待ちという時間も慣れないものですね。

 

今入試シーズンも終盤でしょうが、まるで学生時代のように「あそこでうまくいったから大丈夫、でもあの部分間違えたし、なんで面接であんなこと言ったんだろう」などなど何度も何度も振り返りながら時が過ぎるのを待ちます。

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開花はじめの桜



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もしも採用通知が来たらまたそれはそれでうろたえるかもしれません。この時間のゆとりのある生活に慣れてしまった自分がまた働けるのだろうかという不安も湧いてきます。

今日か明日か遅くとも数日で結果はわかるはず!

その時はまたここでお知らせしますね 。



*1:仕事に関してはめちゃめちゃ厳しかった上司は退職の日、わざわざ見送ってくださいました。「湖本さんらしい人生を」とメッセージもいただきました。純粋に感謝しています。